2017年4月18日火曜日

ゴールドフィルドを使わないわけ

ウィステリアのアクセサリーパーツには、ゴールドフィルドはご用意していません。

ここ数年巷では、18Kよりかなりリーズナブルで、ほぼ劣化しないというゴールドフィルドを使ったアクセサリーが増えています。
チェーンやピアスの金具など、様々なものがあります。

14KGFという表示をご覧になったことのある方も多いと思います。
ほかにも12KGFや16KGFなど複数種類あります。

☆ゴールドフィルドとは☆
ゴールドフィルド(Gold Filled)は、総重量の1/20以上が金合金(14金・12金など)の素材で、金張りとも呼ばれています。
ゴールドフィルドは、真鍮などの金属を芯として金合金を熱と圧力によりコーティングしていますので、金メッキ(ゴールドプレイテッド)のように表面の金が剥げてくる心配はほとんどありませんし、金メッキよりも金の層が厚いことから別の素材として区別されています。
手軽に本物の金の輝きを楽しめることが出来る、欧米ではポピュラーな素材です。


そんな素敵な素材のものをなぜ使わないのか・・・というと、14KGFの場合ですと金の割合は「14/24」で残り「10/24」、つまり約40%が金以外の金属で構成されているということです。(24金が純金です。)
その40%の中に、何と何がどのくらいの割合で入っているのかは、ほとんどわからないのが現状です。
40%の中に金属アレルギーに反応する金属が入っている可能性は、否定できません。
そして、金属アレルギーと一言で言っても、何に反応するのかは人によって違います。

金属アレルギーの心配が全くない人には、どっちでもいいのかもしれませんが、私自身金属アレルギーだったりもするので、いまいち怖くて着けられないのです。
着けたあとでかぶれてしまった・・・なんて、嫌ですもん。
特にピアスは危険ですし、ネックレスの場合は汗と反応してかぶれてしまう可能性大です。

このような理由で、金属アレルギー対応としてはチタンとステンレスでの対応となっています。
どうしても「ゴールドフィルドでオーダーしたい!」という場合は、入荷は可能ですのでご相談ください。
どうぞよろしくお願いします。

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